吉備高原都市は、岡山県の中央部、南に瀬戸内海を望む岡山平野と中国山地の間に広がる「吉備高原」に位置し、地形的には隆起準平原といわれる標高400~600mのなだらかな高原状の地域にあります。岡山県の三大河川の旭川と高梁川にはさまれ、豊かな自然環境や穏和な気候条件にも恵まれています。
代表的な植生はアカマツ、ヤマツツジ、コバノミツバツツジ等ですが、常緑広葉樹や落葉広葉樹の入り交じった自然度の高い植生も見られ、特にこの地域の社寺周辺には、巨樹、老樹、名木等の貴重な植生が保存されています。また、この地域は縄文・弥生時代の石器や土器が数多く出土し、古墳時代の後期古墳もみられるなど、古い歴史をうかがわせます。
吉備高原都市は、自然との調和を重視した整備がはかられています。住宅地の整備は、造成型と自然型に分かれており、自然型は、現況の自然を活用し、地形・植生の改変を住戸へのアプローチ道路と住宅建築部分に限定しています。また、住区内の道路は、落ち着いた居住環境と居住者の利便性と安全性を確保するため、通過交通防止や歩車道分離の工夫もなされており、適所に緑道が整備されています。公園も随所に整備され、桜並木、コブシ通り、モミジ通りなどもあります。
生活に関係の深い、吉備中央町吉川支所、幼稚園、小学校、病院、警察駐在所、消防署出張所、銀行、スーパーマーケット(コンビニ併設)、ホテル、飲食店なども都市内にあります。
自然レクリエーション区
吉備高原都市の北側に位置し、小高い山の中に遊歩道やマウンテンバイク用のコース、展望台などが整備されています。登り口前には駐車場、トイレも整備され、多くの人に利用されています。
吉備中央公園
さんさん広場に連なる10ヘクタールの公園では、芝生広場や水上ステージ、卵型のモニュメント、カスケード、人工芝テニスコート(2面)、グラウンドゴルフ場があり、多くの人が訪れます。春には桜も楽しめます。
鳴滝湖
昭和56年に完成した鳴滝ダム。堤高34m、総貯水容量1,680千立法メートルの重力式コンクリートダムで、ダム湖周辺の散策路やダム湖の上に架かる連絡橋など、自然と一体となった景色を楽しむことができます。
岡山北警察署 吉備高原駐在所
都市の中心部、きびプラザの東にあります。
岡山市西消防署 吉備中央出張所
都市の中心部、きびプラザの東にあります。
吉備高原総合調整事務所・吉川支所
吉備中央町役場の支所で、きびプラザ1階にあります。