

吉備高原都市の中心施設「きびプラザ」からスタート。
きびプラザには町の支所、コンビニ・スーパー、岡崎嘉平太記念館、中国銀行、飲食店などが入居した都市の中心施設です。
きびプラザ南に隣接したさんさん広場(円形コリドール)から南に進み階段を下ります。

階段を下りると町立吉備中央公園です。芝生広場が広がり、卵のモニュメント、水上ステージ、テニスコートやグラウンドゴルフ場などが整備されています。春の桜、6月頃のスイレンも楽しめます。
ゆっくりと公園を楽しみながらテニスコートの横を抜けて道まで進みます。道に沿って右に進むと下り道となり、まもなく右側木立の中に石碑が見えます。その左奥の竹林は吉川八幡宮の祭事に使用する竹取場の一つです。道なりに進み六白食堂が角にある信号十字路を渡って右折します。左手に大きな木が見えるのでそこを斜めに左折し道なりに進むと右側少し奥に柵のある石垣が見えてくるのでそちらに右折して進みます。

整備された生家跡には、この地にあった三玲の処女作である茶室(天籟庵)の茶庭の紹介があります。建物はないが、当時の建物配置の状況や庭の様子をうかがうことができます。休憩場所にもなるところです。生家跡の北西近くには鎌倉時代の平城で丸山城址もあります。
次は、ここから同じ道を引き返し、信号十字路を南に直進します。十字路の南には八丁畷バス停があります。

八丁畷バス停あたりから南一帯がそうです。古代に隆起した準平原の姿を今に残している貴重なところです。吉川八幡宮の北側に広がる標高320メートルの平坦地、面積約60平方キロメートル、第三紀頃徐々に隆起した吉備高原の一部で約100万年前の中国地方の姿をそのままとどめているところです。この地は県の天然記念物指定になっており、県天然記念物指定碑や八丁畷準平原面の説明板も県道沿いに設置されています。
当時の原形をとどめた準平原をご覧ください。
またこの付近には、季節によりイチゴの直売所やイチゴ狩り体験、スウィートコーンの直売所もあり、のんびりとした時間を味わえる場所です。
八丁畷から南に進み、十字路交差点を過ぎて右折して小径に入ります。小径左手には桜の丘があり、春にはぜひ訪れてみたいところです。
小径を進み4差路を右折して家並みの中を進むとT字路の県道に出るので、右折して進むと左手に忠霊社があり、その奥が高塚古墳です。

古墳時代後期(1,400年前位)の前方後円式古墳で、明治に神獣鏡と埴輪が出土したといわれています。
次は、前の県道を左手に進むとすぐに吉川八幡宮があります。この辺りの道は、幅員が狭いので事故に遭わないよう注意してください。

左右の狛犬に迎えられ境内に入ります。京都石清水八幡宮の別宮として建立されたと伝えられています。本殿は国指定重要文化財、吉川八幡の森は岡山県の郷土記念物に指定、随神門は町指定重要文化財です。毎年10月に開催される吉川八幡宮当番祭は岡山県三大祭の一つとなっており、県指定重要文化財(民俗文化財)です。歴史ある佇まいを十分にご堪能ください。平時は社務所は閉まっています。
神社の奥側を出ると重森三玲記念館への入口です。手前道路沿いには公衆トイレがあります。

記念館は入館無料で、土曜日が閉館日です。平日は9時から16時、日曜祝日は10時から15時が閉館時間となっています。
記念館には、氏の残した書画などが多数展示されており、隣接した天籟庵(登録有形文化財、三玲氏が18歳のときに取り組んだ処女作で、記念館横に移築されている。)なども見学できます。隣接して町立吉川公民館があり、1階に三玲氏作庭の紹介パネルが展示されています。


次は、三玲記念館出口を直進し、県道に出ると変形4差路があり右奥の道を右折して進みます。下り坂の途中左手に町立吉川小学校があるので校舎裏に沿って左手に入ります。小学校裏の下り坂の道を降りて右折、山裾に沿って進みます。やがてT字路に出るので左折して進むと、途中左に行く分かれ道がありますがまっすぐ進みます。カーブミラーのあるY字路に出るので左折して進み、途中の道路(吉備高原大橋)下を直進し道なりに進んでいくと、左手に国立吉備青少年自然の家の建物が見えてきます。右手に鳴滝ダム湖の景色を眺めながら進むと立岩橋を過ぎ竹吉橋に着きます。

竹吉橋からはダム湖周辺の素晴らしい景色が臨めます。
次は竹吉橋を渡り右折してしばらくして進むと三叉路があるので右折して進むと鳴滝ダムが見えます。ダム手前右側には遊歩道がありダムの説明板が設置してあります。

昭和57年3月に完成した重力式コンクリートダム、総貯水量168万立法メートル、堤高34メートル、堤頂長127メートルのダムです。ダムの堤頂を歩いて渡れますので、普段とは違う景色をお楽しみいただけます。ダムの両端にあるトンネルのようなものは何でしょう??(現地で解明できるかも!!)
半円形の取水口を真上から見下ろすと迫力があります。ダムの東側山上には展望所もあります。ダムを見た後は、来た道を引き返します。
※来るときにダム側へ曲がった三叉路を反対方向に1km程進むと、農林業実践学習の里・体験学習農園にいけます。
三叉路を左折し、竹吉橋方向に道なりに進みます。途中に右手側の山へ上がる階段道がありますが、この道を利用するには国立吉備青少年自然の家の許可が必要ですので、登らないでください。連絡橋の横を直進します。しばらく左手の桜並木に沿って湖畔道路を進むと、緩い上り坂となります。この辺りの右手の山裾には、以前岡山県が整備した元21世紀の森があります。

岡山県が以前に整備した森で、世界の樹木が植栽されています。騒音もなく鳥の声を聞きながらゆっくり・のんびりと歩きましょう。春には左手の桜並木が美しいところです。
坂の手前に三叉路があるので右折します。今までより少しきつめの上り坂となりますが道なりに進みます。自然を漢字ながらゆっくり進みましょう。上り坂がしばらく続き、途中左手に建物が見えます。道なりに進むとJA青空市に出ます。
吉備中央町で採れた新鮮な野菜や加工品を販売しています。品数も多くあり、食材、土産品として購入されてはいかがでしょうか。また休憩も取れるところです。
前の道を右手に進むと、スタート地点の「きびプラザ」に着きます。

まずは、自然の家の事務室を訪ねていただき、ハイキングをすることをお伝えください。その場で利用申込書を記入します。土日祝日に利用する場合は、施設利用者の活動によって混み合うことがありますのでご了承ください。

1階管理事務所に申し出てコース内立ち入り許可を受けます。事務室から道に戻り、左手に進むとT字路に出るのでそこを右折します。そのまま坂を下るとT字に突き当たるのでそれを左折します。道なりに鳴滝湖を右手に見ながら進むと(10)竹吉橋に出るので渡って右折し、(11)鳴滝ダムまで行き、ダム堤頂を渡り対岸まで進みます。※(10)(11)は通常コースの通り鳴滝ダムから先は少し勾配のある上りの山道となります。足下に注意しながらマイペースで進みましょう。ここからは山の中を歩く林道風となっており、上り下りがあります。森林浴を存分に味わってください。しばらく進み道標に従って右折、鳴滝湖畔に降りる道があります。ハイキングコースの「湖一周コース」の看板が目印になります。

湖畔の芝生広場が広がるところです。四葉のクローバーでも探してはどうでしょうか。ここでは少し休憩が取れる場所です、楽しみを見つけてください。
元の道まで戻り右折します。しばらくは上り道、進んでいると途中野外炊事場を通り過ぎ、三叉路がありますが直進します。そのまま進むと右手下に芝生の広場(河川敷)が見えます。

河川敷には「フライングディスクゴルフ場」があり自然観察もできます。「フライングディスク」を体験する場合は、申込時にお伝えください。また、この付近には「森の宝石」と呼ばれる「ブッポウソウ」の巣箱が設置してあり、季節によっては(4月下旬~8月上旬頃)見ることができるかも? なお、吉備中央町内には約250箇所の巣箱が設置されており、絶滅危惧種であるブッポウソウの保護がすすめられています。 河川敷の東側には自然の家の山小屋「鳴滝」がありトイレが使えます(冬期は閉鎖)。 河川敷を横切り川を渡って進むとビオトープがあります。その川沿いに進むと川の水量が少し多いところに出ます。ここではコイ等の魚や亀、カワセミも観察できます。
手続きをした施設のある場所に入ります。進む道は公道ですが、自然の家の利用者の活動等に支障のないようご配慮お願いします。ダム湖畔の景色などを楽しみながら歩いてください。
